明治安田生命第8節鹿島アントラーズ対京都サンガF.C.の試合レポートになります。
前節vsFC東京の試合レポートも記事にしていますので参考にしてみてください!
結果
1 – 0 勝ち
後半39分 鹿島アントラーズ:32濃野
詳細
鹿島アントラーズ
ボール支配率:57%
シュート数:19本
枠内シュート数:4本
パス:414本
パス成功率:76%
ファール:7回
コーナーキック:7回
オフサイド:2回
京都サンガF.C.
ボール支配率:43%
シュート数:9本
枠内シュート数:1本
パス:310本
パス成功率:62%
ファール:12回
コーナーキック:4回
オフサイド:4回
前半
前々節、前節負けが続き、2連敗で迎えたホーム戦!!
スタメンは33仲間と15藤井が変わり、他は前節と同じメンバー、配置であった。
【前半】鹿島アントラーズ概要
システムは4-2-3-1
前半は選手間の距離が遠く、あまりパスを繋ぎながらの前進はうまくできていなかった。
形としては左サイドの15藤井はサイドに張ってポジショニングをとって、右サイドの7チャブリッチは比較的インサイドに位置どり、サイドに流れてパスを受けるシーンが多かった。
また2安西は今季よく中に入ってくる場面も多く、この試合も中に入ってパスを受けたり、捌いたりするシーンがあったが、あまり有効的な場面はなかった。
こんな感じ、、、↓
15藤井は京都サンガ右サイドバック2福田のスピードで自身の特徴でもあるスピードの良さが打ち消されてしまっていた。
それとは対照的に7チャブリッチがインサイドの位置からサイドに斜めに流れて受ける時京都サンガに捕まることは少なくチャンスを多く生み出せていた。
なので前半はサイドからの攻撃にチャンスを感じたが、中からの攻撃はあまり有効的な場面は作り出せずにいた。
【前半】京都サンガF.C.概要
システムは4-3-3
京都サンガは後ろからポゼッションがしたかったように思えた。
25谷内田が比較的低い位置(サイドバックの位置)に降りてきて2福田は少し高い位置をとる。
16武田がセンターバックからボールを受けるために低い位置まで降りてきて、18松田が前と後ろの中間の位置でボールを受けるというバランサー的な役割を果たしていた。
前半の30分くらいまではその形が多かったが、前半の途中から25谷内田が降りて受けず、中で待つようになった。
確かに、あまり有効的な場面は作れておらず、2福田に守備になった時に15藤井を自由にさせないため(マッチアップさせるため)に、形を変えたのだろう。
守備に関しては7チャブリッチがサイドに流れた際に誰がついていくのかが前半ずっと明確にならずに多くチャンスを作られてしまったのが気になるところではあった。
後半
後半スタートは両チームとも選手交代はなかった。
鹿島アントラーズは7チャブリッチと15藤井のサイドを入れ替えた。
おそらく、15藤井のスピードを活かすために2福田とのマッチアップを避ける狙いがあったのだろう。
また両サイドバックはサイドハーフの選手に合わせて、2安西はサイドを主戦場に戻し、32濃野もサイドから中に入ってプレーする場面が増えた。
鹿島アントラーズの両サイドバックの器用さが垣間見えた。
【後半】鹿島アントラーズ概要
システム自体に変更はなかったが、後半に入ると鹿島アントラーズの時間が圧倒的に増えた。
押し込む時間が増えたことで京都サンガの選手間の距離を広げ、守備も安定して守ることができていた。
攻撃に関してはなんといってもサイドに流れて受ける選手が増え、クロスの数が前半に比べて増えた。
さらにサイドに36師岡が左サイドに入り、7チャブリッチが左サイドから中に入ることで、40鈴木と7チャブリッチの出入りする動き出しが見られ(特に40鈴木が降りてパスを受ける)、中からも攻撃を組み立てられるようになった。
結局36師岡のクロスから5関川が折り返し、32濃野が頭で合わせ先制点となった。
【後半】京都サンガF.C.概要
後半も前半同様に鹿島アントラーズのサイドに流れて受けにくる選手を捕まえることができず、押し込まれる場面が多くなってしまった。
その結果選手間の距離が広がり、ポゼッションはうまくいかず、長い距離を走るがために疲労も見え、サイドよりも中を固めて守るという手段しか取ることができなくなった。
後半京都サンガは決定的な場面を作ることはできず、耐える時間が長かったが、後半39分に決められてしまった。
まとめ
鹿島アントラーズ32濃野は自身J1初ゴールであり、鹿島アントラーズも記念すべき1800ゴールを記録した。
サポーターからしたらホームでの勝利、伝統的ウノゼロ、32濃野J1初ゴール、クラブ1800ゴール目と嬉しい結果であっただろう。
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