【鹿島アントラーズ試合レポート】vsサガン鳥栖-J1第9節2024年4月20日-大量失点!?

鹿島アントラーズ

明治安田生命第9節鹿島アントラーズ対サガン鳥栖の試合レポートになります。

前節vs京都サンガF.C.の試合レポートも記事にしていますので参考にしてみてください!

結果

2 – 4 敗北

前半11分 鹿島アントラーズ:32濃野

前半29分 サガン鳥栖:7手塚

前半45+2分 サガン鳥栖:99マルセロヒアン

後半34分 サガン鳥栖:99マルセロヒアン

後半37分 鹿島アントラーズ:40鈴木

後半42分 サガン鳥栖:6福田

前半

【前半】鹿島アントラーズ概要

システムは4-2-3-1

いつものように右サイドの7チャブリッチはインサイド気味に位置どり、左サイドの15藤井はサイドに張っていた。

2安西の攻撃参加は前節までと同様に多く見られ、去年まではサイドを駆け上がる印象があったが、今季は中に入ってプレーすることやインナーラップが多くなった。

15藤井であったり、27松村などのスピードで勝負できる選手のスペースを作るためや、彼らによって中に枚数を増やす手段として中に入ってきているのだろう。

また、右サイドバックの32濃野も前節までに比べて攻撃参加の数が圧倒的に増え、斜めにランニングしゴール前まで入ってくる場面が多くなった印象があった。

サイドの攻撃参加が増えることによって、攻撃に厚みが増すこと、またサイドを起点に攻めることができるためサイドチェンジを多く入れることでチャンスの場面を増やし、相手を押し込む時間帯も多くあったように思う。

その結果32濃野の2戦連発弾も早い時間帯に見られた。

【前半】サガン鳥栖概要

システムは鹿島アントラーズと同様に4-2-3-1

前半の最初の時間帯は鹿島アントラーズに押し込まれる時間帯が多くあり、それが影響して選手間の距離が遠くなり、うまくパスを回せずにいた。

途中から攻撃時に右サイドで細かいポジションチェンジが見られ、鹿島アントラーズの守備を崩しい始めた。

特に鹿島アントラーズの両サイドバックが攻撃参加で押し上げているため、奪った後、サイドで張って待っている22冨樫にボールを入れることで、サガン鳥栖も主導権を渡さないで入れたと思う。

その結果右サイドの細かいポジションチェンジによるパス回しから7手塚がロングシュートを放ち、これが決まり同点に追いつくことができた。

後半

【後半】鹿島アントラーズ概要

後半から14樋口と36師岡を変えて36師岡は右サイドに。

また7チャブリッチを真ん中におき40鈴木と近づけることで攻撃に厚みが増した。

また、後半開始から押し込む場面も多く、13知念も高い位置まで入ってきて、前に枚数をかけられるようになった。

しかし、サイドチェンジを多く含みサイドから攻めるところまでは有効であったが、肝心のセンタリングの質が少し悪かったように思えた。

ロングボールに対しては55植田、5関川で弾き返し、25佐野が回収する場面も多くあったが、シャドウの位置に入ってくる選手を捕まえられず、また入れ替わってしまう場面もあり失点まで繋がってしまった。

押し込めていた時間が多かっただけに勿体無い展開となってしまった。

【後半】サガン鳥栖概要

サガン鳥栖は前半同様にサイドを起点に攻めるが、鹿島アントラーズに押し込まれる場面が多く、クリアしてもDFラインの押し上げが足らず選手間の距離が遠くなってしまい、またすぐに鹿島アントラーズに改修されてしまう場面が多くあった。

しかし、前半は右サイドの攻撃が多くあまり左の攻撃は見られなかったが、後半に入って、左からの攻撃回数も増えてうまく鹿島アントラーズの守備をドリブルで剥がしたり、細かいポゼッションんで入れ替わりゴールに迫れていた。

まとめ

結果的には4失点での敗北となってしまったが、内容としてはそこまで点を入れられてしまうようなものではなかったように思える。

サイドバックの積極的な攻撃参加により、攻撃に厚みが出て押し込む場面も多かったが、やはり最後のパス、特にセンタリングの質が悪く完全に押し込むことができずにいたため、その分守備に負担がかかってしまったように思える。

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