【鹿島アントラーズ試合レポート】vsアビスパ福岡-J1第6節2024年4月3日-守備に苦戦!?

鹿島アントラーズ

こんにちわ、KazuMAXです!

明治安田生命第6節鹿島アントラーズ対アビスパ福岡の試合レポートになります。

前節vsジュビロ磐田の試合レポートも記事にしていますので参考にしてみてください!

結果

0 – 1 負け

後半6分 アビスパ福岡:9シャハブ・ザヘディ

詳細

支配率:62%

シュート数:7本(枠内:1本)

パス:572本

パス成功率:82%

ファール:6回

イエローカード:1枚

オフサイド:2回

前半

今節から25佐野が復帰し、前節ボランチで出場した8土居が本職のトップ下、前節までトップ下であった30名古が右サイドハーフという起用となった。

【前半】鹿島アントラーズ概要

システムは4-2-3-1

こんな感じ、、、↓

攻撃の時はいつも通りボランチが1枚センターバックの間に入り、両サイドバックが高い位置をとる形をとっていた。

前節までとは異なり、右のサイドハーフに15藤井や27松村というスピード感のあるドリブラーではなく、狭い場所でのプレーであったりリズムを作れる8土居が起用されていたため右のサイドに張る場面は少なく、少し内側に位置取り足元で受ける場面が多くあった。

こんな感じ、、、↓

アビスパ福岡の守備は5バックとなるため、今年に入ってよく活用している攻撃パターンの片側に集めてサイドチェンジという形をとることができないと判断し、インサイドの位置でプレーできる8土居をサイドに起用し、インサイドの位置に選手を集め、縦パス多めになっていたのだろう。

パスを1タッチではたく場面も多く、リズムは良かったが、3人目の動きが少なかったため裏に抜けるシーンがほとんどなかった。

さらに、アビスパ福岡のボールに強く当たる守備に苦戦し、なかなか前の攻撃の選手たちは前を向けず、後ろ向きでパスを受けるシーンが多くあった。

その結果、前半のシュートは5関川の1本だけとなってしまった。

【前半】アビスパ福岡概要

システムは3-4-2-1

守備の時は両ウイングが降りる形となり5バックとなる。

攻撃に関してはあまり3-4-2-1の形を崩すことはなく、その場その場でパス交換をすることも多くあまり有効な場面は作れていなかった。

セットプレーも工夫がみられたが、決定的な場面はなく、2シャドーの18岩崎、25北島が裏抜けする場面も見られたがDFからのロングボールであったため鹿島アントラーズの守備は容易に弾き返すことができていたと思われる。

攻撃に目を張る場面はあまりなかったが、守備の強度はかなり高かった

2シャドーの18岩崎、25北島、FW9シャハブ・ザヘディの3枚で鹿島アントラーズの4バック+2ボランチをケアしていた。

鹿島アントラーズも1タッチを含む早いパス交換で、うまくその3枚のプレスを回避していたが2度追い3度追いをすることで鹿島アントラーズの重心を低いとこで止めることができていた。

さらに縦パスが入った時も鹿島アントラーズの攻撃の選手がパスを受けた瞬間に寄せて、前をむかせずにプレスをすることでシュートまでいかせずに高い位置で奪うことができていた。

守備強度に関しては町田ゼルビアと並ぶほどの徹底ぶりであった。

後半

両チーム後半開始時点で選手の交代はみられなかった。

【後半】鹿島アントラーズ概要

後半に入ってもやはりアビスパ福岡の守備にだいぶ苦戦していた。

1タッチでのテンポの良いパス交換は見られても、アビスパ福岡の守備の陣形をズラすような流動性のあるポジションチェンジであったり、3人目の動きもないため前半とあまり変わらずにいた。

しかし、途中から30名古と交代して入った14樋口が右サイドではなく比較的自由に動くため、それがチームん攻撃に流動性を生み、アビスパ福岡の深いエリアまで侵入することができていた。

さらに14樋口自身も3人目の動きで裏抜けする場面もあり、ビックチャンスもみられた。

実際、後半20分からの途中交代であったが、4本のシュートを放ちチーム1のシュート数であった。

しかし、最後までアビスパ福岡の守備を攻略できずそのまま試合終了となってしまった。

パス交換もテンポ良く回せているのでもう少し流動性を持った攻撃(ポジションチェンジや2列目からの裏抜け)があればよりゴールまで迫れたかもしれない。

【後半】アビスパ福岡概要

後半に入っても守備の強度は落ちることなく前からのプレス、ボールに強く行くことを徹底して行っていた。

攻撃自体には正直工夫は見られず鹿島アントラーズの守備を崩せていたかと言われれば微妙ではあるが、後半途中から鹿島アントラーズの攻撃がギアチェンジし、押し込まれる場面も増えたが守備の強度を落とさずボールを奪い取ることでカウンターの場面を多く作り出せていた。

そしてクロスからFWの9シャハブ・ザヘディがワンチャンスをものにした。

結局試合終了の笛が鳴るまで前からのプレスもサボることなくアビスパ福岡の守備強度は落ちることがなかった。

チーム全体の走力が鹿島アントラーズを大きく上回った結果だろう。

まとめ

鹿島アントラーズはこれで6試合中3勝1分2敗となり、順位も前節から2つ落として5位となった。

やはり、守備強度の高いチーム、チームとして守備の約束事を徹底しているチームに苦戦しているように思う。(町田ゼルビア、アビスパ福岡など)

攻撃の形のバリエーションを増やし、相手のワンチャンスもしっかり対応する集中力の高さを保つことが課題なのかもしれない。。。

鹿島アントラーズランキング
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