・基本情報技術者試験対策のおすすめ参考書
・おすすめ参考書それぞれの特徴
近年IT人材の不足が加速したが故にIT人材の市場価値というのは年々高まっています。
そこでIT人材の証明とも言えるIT資格の登竜門「基本情報技術者試験」がありますが、本屋に行くとわかる通り、参考書だけでも豊富な種類があります。
そこで今回の記事では数ある参考書の中から3つに絞っておすすめできるポイントやその特徴などについてを紹介していきたいと思います。
おすすめ参考書3選
イメージ&クレバー方式でよくわかる かやのき先生の基本情報技術者教室
令和06年 イメージ&クレバー方式でよくわかる かやのき先生の基本情報技術者教室
イラストや豊富な図解・例え話を駆使して理解しやすく・記憶に残りやすいように説明し,「〇〇とくれば××」方式で重要ポイントがうまくまとめられています。
表紙からわかるように、カジュアルな感じで解説されており、ITに苦手意識がある方でも比較的スラスラと読めるものであると思います。
また、章末ごとに問題も掲載されていて、人気もあり定番の1冊となっています。
一方で、個人的には基本的な内容は網羅されているが、少し踏み込んだ内容の記載は少ないため試験に対しての網羅性でいえば感覚的には70〜80%あたりとなります。
ただ、今回紹介する参考書の中で網羅性・わかりやすさ・ボリューム感で最もバランスの取れた参考書になります。
網羅性 :★★★☆☆
わかりやすさ:★★★★☆
ボリューム :★★★☆☆
キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者
キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 令和06年 (情報処理技術者試験)
こちらの参考書の特徴としてはなんと言っても図解の量が多いです。
図解自体も表紙を見てもらえばわかるように、堅苦しさはなく、登場するキャラクターも可愛く、図解もポップな感じで掲載されています。
網羅性にも申し分なく、ITに苦手意識のある方や、なかなか言葉だけではイメージができないという方にとってはおすすめの1冊となります。
ただ、図解の量が多いことも相まって、その分ページ数も多くなります。
他2つの参考書のページ数が500ページとか600ページあたりに対してこちらのキタミ式イラストIT塾の参考書のページ数は816ページとなります。
なので読破するのには少々時間がかかるかもしれませんね。
網羅性 :★★★★☆
わかりやすさ:★★★★☆
ボリューム :★★★★★
ニュースペックテキスト 基本情報技術者 (TAC出版)
ニュースペックテキスト 基本情報技術者 2023年度 [科目A 科目B 一冊でしっかり対策!](TAC出版)
こちらの参考書は全ページオールカラーとなっており、図解も色付けされている上に、重要なワードも色付けされているため、一目で重要なところがわかるようになっています。
網羅性に関しても、少し踏み込んだような内容やワードを本文の横に記載してあるため、文句なしです。
ただし、良くも悪くも「教科書のような参考書」であるためにカジュアルな表現や図解は少なく、文章も教科書のように淡々としています。
それ故か人によって(特にIT初心者)はなかなか頭に入ってこなかったり、図を見ても理解できないと思う人もいるかもしれません。
網羅性 :★★★★☆
わかりやすさ:★★★☆☆
ボリューム :★★★☆☆
まとめ
基本情報技術者試験は、基本と名前がついているため甘く見られがちですが、内容としては重く難しい試験となっています。
なので特にITに対して苦手意識のある方は参考書選びが重要になってきます。
今回の記事で紹介した参考書以外にも本屋に足を運べばわかるように数多くの種類の参考書がありますので、今回の3つの参考書以外も気になるという方はぜひ直接本屋に見に行ってみてください。
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