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明治安田生命第3節鹿島アントラーズ対町田ゼルビアの試合レポートになります。
第2節のvsセレッソ大阪、第4節のvs川崎フロンターレ戦もレポートにしていますので気になる方は是非覗いてってください!
結果
vs 町田ゼルビア 0 – 1
詳細
鹿島アントラーズ
ボール支配率:61%
シュート数:10本
パス:542本
パス成功率:80%
コーナーキック:4回
前半
システムは4-2-3-1
守備の時は40鈴木が前に出る形で4-4-2になる
【前半】鹿島アントラーズ概要
前半の最初から比較的パスを回せていて、町田ゼルビアのボールに強くアタックしてくる守備に対してもワンタッチを多く含むポゼッションでうまくかわすことができていた。
しかし、33仲間が内側に入ってきたり、2安西がインナーラップを試みるなど動きを変えたシーンも多く見られたが、町田ゼルビアの守備ラインの前でのプレーのことで深い陣地まではあまり侵入する機会も見られずシュートまで行くことはあまりできずにいた。
支配率自体は60%といつもより高いボール保持率を維持できていたが、あまり有効な場面が見られなかったあたり「持たされていた」と言った方が正しいだろう。
40鈴木が町田ゼルビアのMFとDFの間にポジションをとっているシーンが多くあったがハイボールではなく足元にパスを入れるシーンを増やすことができれば、町田ゼルビアの守備も瓦解させることができたのかもしれない。
【前半】町田ゼルビア概要
黒田監督が率いているということもあり、「青森山田高校」を彷彿とされる試合運びとなった。
「なるべくあまり持たずに縦に早く入れる」
ということを徹底していた。
ロングボールを入れる際は90オ・セフンを狙い、収まったところ7平河が個人技で縦に侵入を試みるシーンが多く見られたが、かなり有効であったと思う。
さらにスローインも鹿島アントラーズ陣地に入るとロングスローで陣地の深いところまで一気に侵入するためチャンス自体も鹿島アントラーズよりも多く作ることができていた。
守備に関しても前からボールに強く当たりにいき、後ろはブロックを引いて入ってきたボールを弾き返す。
かなり徹底した戦術を見せた。
実際に前からボールを追いかけることで鹿島アントラーズ25佐野からボールを奪取し、ショートカウンターで平河の先制点が生まれた。
後半
システム自体に変更はなく、33仲間と15藤井の選手交代があった。
【後半】鹿島アントラーズ概要
鹿島アントラーズの後半の立ち上がりの攻撃の形として、後半から代わって入った15藤井を中心に攻めるシーンが多く見られた。
前半あまり深い位置まで侵入できなかったためサイドからドリブルで深い位置までの侵入を試みていたのだろう。
ただし、あまり有効的ではなく町田の徹底したボールに強くくる守備に苦戦していた。
なので後半途中から主戦場を15藤井の右サイドから左サイドに移した。
40鈴木が左に流れ、77パレジがインサイドにポジションをとる。
さらに25佐野がセンターバックに入ることで前に運べるようになり、2安西がインナーラップでインサイドの位置から町田ゼルビアの深い位置まで侵入するシーンが多く見られるようになってきた。
その際30名古が2安西が上がったことによりポジションのズレを埋めるようにポジショニングすることでバランスをとっていた。
こんな感じ、、、。
シュート数としては前半から増やすことができたが、町田ゼルビアの徹底した守備を最後までに崩せずに終わってしまった。
【後半】町田ゼルビア概要
後半も選手交代はなく前半から続けていたことを継続して行っていた。
前半同様簡単に前にパスをつけて90オ・セフンが収めたところを7平河が起点となりFW、MFの選手たちが鹿島アントラーズの深い陣地まで侵入し、センタリングといったシーンが主に見られた。
ただし、守備に関してはやはり前半からハイプレスを行っていたため少し強度が落ちてしまったように見えた。
その中でも鹿島アントラーズが前半から変えた戦術に対してもしっかりライン間は整え続けることで前向きに抑え続けることができた。
まとめ
町田ゼルビアはボールに強くいくというスタイルのために今回の鹿島アントラーズのようにワンタッチ等でポゼッションをされると、遅れていく場面も多くなりアフターチャージが目立ってしまうということもあるが、町田ゼルビアは「奪ったら縦に早く」、「守備はボールに強く」という徹底した戦術を見せていて、J2からきたチームというよりも立派なJ1のチームであったように思う。
鹿島アントラーズサポーターからすれば面白くない結果であったと思う。
鹿島アントラーズはもう少し、縦にパスを入れられるように工夫が見られるとより良くなるのかもしれない。。。
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