こんにちわ、KazuMAXです!
明治安田生命第4節鹿島アントラーズ対川崎フロンターレの試合レポートになります。
前節vs町田ゼルビア、次節vsジュビロ磐田の試合レポートも記事にしていますので参考にしてみてください!
結果
2 – 1 勝ち
前半36分 川崎フロンターレ:23マルシーニョ
後半47分 鹿島アントラーズ:7チャブリッチ
後半50分 鹿島アントラーズ:40鈴木
詳細
鹿島アントラーズ
ボール支配率:44%
シュート数:12本
パス:359本
パス成功率:70%
ファール:10回
コーナーキック:8回
オフサイド:3回
前半
システムは4-2-3-1
30名古が初先発となった。
【前半】鹿島アントラーズ概要
前半の最初の15分頃までは鹿島アントラーズペースで攻撃の時間も多かった。
理由としては、川崎フロンターレの最終ラインまで高い位置のポジションをとっていた15藤井と、トップ下の位置からフリーランニングで前に抜ける動きがとても有効だった。
川崎フロンターレは攻撃の際、8橘田が偽サイドバックとしてボランチの位置に入ってくるのだが、鹿島アントラーズはボールを奪って攻撃になった瞬間に、ポゼッションをするというよりは早くロングボールで前にボールを入れて、川崎フロンターレの3バックの状態で押し込むことができていたため、全体も前に押し上げることができていた。
途中から川崎フロンターレがポゼッションをしつつ、うまくボールを回せるようになってきたため、鹿島アントラーズも守備から攻撃になった際、すぐ前にパスを出したくても整っているのであまり最初のように前に簡単にボールを入れられなくなった。
そこで後ろから繋ぐようになったが、13知念が下に降りて、3バックのような形になり、サイドバックも高い位置をとって数的優位を作ることができていたためいつもよりもパスを回しながら前にボールを運べていた。
こんな感じ、、、↓
ただ、30名古の前へのフリーランニングでシュートまで行ける場面も多かったが決めきれずにいた。
そして前半36分に川崎フロンターレ41家長がずっとサイドに張って待っていたが少しインサイドにポジションを移し、そこのケアに迷いが生じ、失点に繋がってしまった。
【前半】川崎フロンターレ概要
システムは4-3-3
攻撃の時は8橘田がボランチの位置に入り、3-2-2-3という形をとる
前半の最初の15分は鹿島アントラーズに押し込まれる場面が多かったが、14脇坂と16瀬古がインサイドの位置で自由に動きボールに触る回数を増やしてテンポ良くボールを離すためチームにリズムが生まれていつも通りの川崎フロンターレのスタイルの時間になった。
だが、鹿島アントラーズはブロックをしっかり敷いていたため中が固くサイドの高い位置にポジションをとっていた41家長にパスをして時間を作るという形が多かった。
ここでFW20山田もポゼッションに参加できたらもう少し中からも攻撃できたのかもしれない。。。
そこで、前半36分、41家長がずっとサイドに張っていたところから少しインサイドの位置にポジションをとった。
そこで鹿島アントラーズの2安西と5関川の迷いを生じさせ、独走しゴールに結びつけることができた。
川崎フロンターレの個人レベルの高さを垣間見た瞬間であった。
後半
後半は両チームともにシステム変更や選手交代はなかった。
【後半】鹿島アントラーズ概要
後半始まってすぐ試合は動いた。
後半開始して2分後、55植田が前線にロングボールを入れたところ、川崎フロンターレの選手がこれをうまく処理できず、7チャブリッチが斜めにランニングして流れたボールを拾いゴールに繋がった。
さらにその3分後に川崎フロンターレのパスを高い位置でカットした30名古がクロスをあげ、40鈴木がそれを押し込み逆転に成功した。
2点とも少しラッキーなところもあるが、後半開始すぐの川崎フロンターレの油断をうまくつけた形となった。
後半74分に川崎フロンターレ23マルシーニョがレッドカードで退場したため数的優位となった鹿島アントラーズは守備の時ブロックを敷かずに前からボールにアタックして回収を試みた。
そこで奪ったらショートカウンターで数多くシュートまで迫ることができていた。
ただし、その代償として後ろからパスを繋ぎたい場面でも前と後ろの距離が大きく開いてしまっていたため川崎フロンターレの守備が整っているのにも関わらずロングボールを放り込み、簡単に回収されてしまうと言った場園も多くみられた。
【後半】川崎フロンターレ概要
後半53分に5佐々木が右サイドバックに入り、8橘田がボランチに入ることで偽サイドバックをやめて4-3-3の形でパスを回すようになった。
これは前半からの偽サイドバックがあまり有効ではなく、抜けたところを起点にカウンターをもらう場面もあったのを改善するためだったのだろうか、、。
そして、後半74分に23マルシーニョがレッドカードで退場したため10人となった川崎フロンターレはそれでもポゼッションは捨てずに攻撃時はキーパーをセンターバックの間に入ることで3-1-4-2の形をとってパスを回していた。
こんな感じ、、、↓
ただし、鹿島アントラーズの前からの守備に耐えきれず、うまく攻め込んでも奪われた後、カウンターをモロに貰ってしまう場面も多くあった。
まとめ
今回は15藤井と30名古が効き、押し込める場面も多く、鹿島アントラーズにゴールの匂いが多くしていた。
あとは個人的に13知念のフィジカルと2安西の運動量には驚いた。
逆に川崎フロンターレはパスこそ回せるが、怖さのようなものはあまり感じず、見た目のわりに得点の可能性はあまり感じられなかった。
鹿島アントラーズは2016年以来の8年ぶりに川崎フロンターレに勝利することができた。
これで鹿島アントラーズは4位に位置づけることにできたが今後も連勝していってもらいたい。
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