エンジニアは独立した方が良い?独立することによるメリットとデメリットを紹介

エンジニア

こんにちわ、KazuMAXです!

今回はエンジニアは独立した方が良いのか?について会社員と比較しながら解説していきたいと思います。

フリーランスエンジニアとは?

まずフリーランスエンジニアと会社員を比較していく前に

そもそもフリーランスエンジニアって何?

について解説していきたいと思います。

フリーランスエンジニアとは「雇用ではなく、自営で働くエンジニア」のことを指します。

そしたら仕事は自分で取る必要があるの?

その通りです!

しかし、今はエンジニアは独立している人が増えている傾向にあるそうなので営業の部分を担当してくれるエージェント企業も多くあります。

そして、フリーランスエンジニアと括ってはいますが、具体的には3つの働き方に分かれます。

それは

  • 自分の開発した成果物をリリース(B to C)
  • 委任契約(B to B)
  • 準委任契約(B to B)

の3つです。

まず、自分の開発した成果物をリリースするというのは想像できると思います。

アプリ開発して一般消費者にしようしてもらいそこのアプリ内の課金であったり、広告で収入を得るパターンです。(有名なアプリでいうとInstagramやTikTokなどがそうですね)

そして次に委任契約とは「成果物に対して責任が伴う契約」です。

簡単にいうと「作ってほしいと言われたものを作成してそれに応じて報酬をいただく」ということです。

この契約形態ではこなす案件数や自分が提供できる成果物の成果等で収入を増やすことが可能です。

最後は準委任契約ですが、これは「労働する時間に対して責任が伴う契約」です。

簡単にいうと「月に〇〇時間その案件のために働くからその分〇〇円もらうよ」といった感じです。

この契約形態は案件参加の時や契約を更新する際にその案件に対して自分のスキルや経歴を証拠として「これだけ貢献できるよ」と提示して単価交渉を行うため、スキルや経験があればあるほど収入を増やすことが可能です。

準委任契約だとあまり会社員と働き方は変わらなくない?

実際そこまで変わらないと思います笑

※収入を得る難易度としては「自分の開発した成果物をリリース(B to C)」、「委任契約(B to B)」、「準委任契約(B to B)」の3つで前から順に簡単になっていき、特に最初の2つは難易度が高めです。

独立することのメリット

では実際独立してフリーランスエンジニアになることで得られるメリットというのはどういったものがあるかを紹介します。

メリット①

まずは「収入Upが見込める」ということです。

会社員では収入を上げたいと思った場合、技術向上はもちろん、勤務態度が適切であることはもちろん、人との関係性も大切で積極的に仕事をもらいに行く姿勢を見せたりなど評価してくれる上司の方に対してアピールする必要があります。

それでも会社という組織である以上、他の社員との兼ね合いや、その会社の業績次第で、翌年あまり給料の向上が見込めないという事態もよく発生します。

そこでフリーランスエンジニアの場合収入を上げたい場合は、

自己開発や委任契約ならこなす仕事を増やしたり、一個の仕事の単価を交渉してあげることで収入をあげることができます。

また準委任契約ならば経験を積んで次の案件で高い金額を提示できるようになることはもちろん、今の案件であっても契約更新の際に自分で交渉して収入をあげたりなどができます。

自分次第でいくらでも変えることが可能ということですね。

メリット②

次に独立してフリーランスエンジニアになることで得られるメリットとしては「税金対策ができる」ことです。

会社員の場合は、給料が入るタイミングで無条件に社会保障料、所得税が引かれた状態で口座に振り込まれます。(それ以外にも住民税や、雇用保険料などもありますね。)

フリーランスエンジニアの場合はまず契約した際の金額が額面そのままの金額で口座に振り込まれる形になります。

そしてそこから自分で必要な税金を納めます。

ただし、勉強のためにかかった金額(試験受験料であったり、書籍代など)といった自分の仕事に関する費用を経費とすることはもちろんありますが、ふるさと納税であったり、確定申告の際は青色申告で提出すれば最大65万円の控除が見込めたりすることで翌年にかかる税金の対策が可能です。

メリット③

次に独立してフリーランスエンジニアになることで得られるメリットとしては「将来のキャリアを自分で選択できるようになる」ことです。

会社員の場合は新しく経験したい工程や技術があったとしても他の社員の方々との兼ね合いもあり、なかなか実現しにくかったりします。

次の現場へ行く際の選択肢自体がそもそも少なく、強制的に次の現場に入れられることもあるため持っている技術や経歴に一貫性がなくなり自分の強みを持ちづらくなることも。

フリーランスエンジニアの場合は新しく経験したい工程や技術に関しては自分で選択できるため、自分のキャリアを逆算して考えられます。

システム開発からモバイルアプリの案件をやりたいとなった時も自分で勉強したり、経験を積めば、会社員と比べて他の社員の方々との兼ね合いやそもそもその会社で扱っていない等はありませんので、比較的スムーズにキャリアチェンジできたりします。

独立することのデメリット

では逆に独立して、フリーランスエンジニアになることのデメリットはなんでしょうか。

デメリット①

まずは「何か怪我や病気を患った際収入が減ってしまう」ことです。

怪我や病気を患ってしまった際は、働けなくなるのでその分納期が遅れたりするため収入は下がってしまいます。

さらに大きい怪我や病気を患って入院が必要なんてことになり数ヶ月単位で仕事ができなくなった場合は収入0になってしまうことも、、、

デメリット②

次は「事務作業も自分でこなす必要がある」ことです。

会社員の時は、税金関係のことなどの事務作業は全て人事の方々がこなしてくれるため負担が軽減していました。

しかし、独立しフリーランスエンジニアになると、税金関係等の事務作業も当然自分で行う必要があります。

さらに多くの人が嫌いな確定申告も自分で行う必要があるため2,3月になると自営の方々は文句をいう人が倍増しているように思えます。

デメリット③

最後に紹介するデメリットとしては「常に焦燥感に駆られる」ことです。

会社員時代は正直仕事で手を抜いて怒られても、余程のことをしない限りはクビになることはありません。

さらに仕事ができなくても助けてくれる人がいるという安心感もあるので比較的ストレスも少なく仕事ができます。

ただし、フリーランスエンジニアの場合は「首を切られる」、「仕事が途絶える」、「収入が0になる」など死活問題に関わる不安がリアリティを帯びてきます。

実際に夜寝る前やふとした瞬間に

明日急に収入が0になったら、、

来月の仕事はあるかな、、、、

などといった焦燥感や危機感に襲われ不安でいっぱいになることもあります。

こういったメンタルケアも会社員の方と比べてとても重要になってきます。

結論

今回独立してフリーランスエンジニアになることのメリットやデメリットについて紹介していきました。

正直僕個人の意見としては「成長意欲の高いエンジニアは独立してフリーランスエンジニアになった方が良い」と思います。

なぜならば上であげたデメリットも成長意欲の高い方なら全てプラスに変えることができます。

病気や怪我で働けなくなった場合収入が減るという悩みも、そうならないように普段から健康面に気を使うようになりますし、

事務作業に関しても確かに負担は増えるが新しい知識をつけることが可能だと捉えることができます。

さらに、危機感や焦燥感も成長する際に必要な養分としてモチベーションに変えることができます。

ただ、成長意欲があまりなく現状維持を好む方はもちろん会社員の方が良いと思います。

知り合いはゲームをずっとしていたいから事務作業もないし、とりあえず仕事していれば大丈夫な会社員の方がいいという人もいました笑

さらに交流を好む方、会社に不満がない方も会社員の方が良いと思います。

なぜなら社会人になると交流を広げることは大変です。

当然会社という組織なので仲の良い同期や先輩、後輩などの存在はもちろん、ランチや飲み会、もしくはサークルなどの交流の機会がフリーランスに比べて多くあります。

当然ですが、会社員、フリーランスどちらにも良い悪いはあるため自分の性格や考え方に合う方を選ぶことが大事です。

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