フリーランスエンジニアになり1年経ちました。|独立してからの1年間をまとめてみた|

エンジニア

こんにちわ、KazuMAXです!

今回は著者である僕が会社を辞めて独立し、フリーランスエンジニアになって1年が経過したので、この1年がどうだったのかをまとめてみようかと思います。

なぜ会社員ではダメだったのか

現在僕はフリーランスエンジニアではありますが、準委任契約(成果物ではなく働いた時間に責任が生じる契約)であるため、働き方などは基本会社員と変わらないです。

働き方は変わらないのに、なんで会社員じゃダメだったの?

その理由は2つあります。

まず1つ目は給料面です。

会社員時代に、5年目の先輩で当時OJTで自分の担当だった人がいました。

その人が飲みの場で給料を自慢していたのですが、当時の自分にとっては想像以上に少なかったんですね。

その人は主任という役職を与えられていたし、能力としても全く仕事ができないというわけでもなかったです。むしろ効率良く仕事をこなしている優秀な人という印象さえあります。

なのでその先輩の自慢が僕にエンジニアがそこまで単価が高くないという現実を教えてくれるという皮肉な結果を生んでくれました。

もう一つの理由は成長面です。

確かに会社員の時は基本設計書から経験できる機会があったり、いわゆる上流工程も多く経験できたし、OJTとして2年目ながら1年目の教育担当として仕事をこなすことができました。

ただ、やはり僕が勤めていた会社の規模が大きいということもあって、回ってくる仕事量が少ないと感じたり、人数が多い分、作業の分担も細かくされていたため、限定的なところの機能しか担当できなかったりしました。

具体的には、レビューを受けて、そこででた指摘が1つだけでおそらく10分もあれば完了できるが、他にやることがないという理由で期間を1日でタスクを切られたり、担当外であったためデータベースに触れることができなかったということがありました。

さらに「会社」であるため滅多なことがない限りは首を切られることはないという甘えから勉強は怠らずにしていましたが、どこか「危機感」や「焦燥感」というものがなくダラダラしてしまうことが多かったです。

独立してよかったこと

大きく分けると3つです。

まずは給料が増えたことです。

エンジニアは単価の約半分ほどを会社に取られるという話を聞いていた通り、仕事のレベル感や仕事量は変わっていないのにおよそ会社員時代の倍になりました。

なのでバイクや車など、大きい買い物も一年の間に済ますことができました!(会社員時代の貯金も結構崩しましたが、、、)

次に成長面です。

独立して、最初に参加した案件は人が少ないのに抱えているサービスが多いため(サービス自体の規模感は小さい)大体2,3人で1つのサービスを担当するという形をとっていました。

その結果、そのサービスに関係しているクライアントからの要望を聞いて、ITコンサルやPMOの方とそれをプログラミングレベルに起こすための話し合いからリリースまでの全てを経験することができました。

色々経験できたことはその案件の内容だったり、周りの人との関係性であったりなどといったある意味運要素もありますが、会社員時代よりも多くを経験できたことに加えて、会社員ではないことによるいつ首を切られてもおかしくないことに対する危機感であったり、焦燥感が少なからずあったため、そういった危機感や焦燥感から集中力が向上し、仕事に対してはもちろん自己学習に取り組むことで大きく成長できたのかなと思います。

最後の一つとしては意外かもしれませんが、政治関連に関心を持つようになったことです。

正直会社員の時は給料をもらう際税金や社会保障等が引かれた状態で受け取ることが普通だったため、何に引かれているのか、またはなぜ引かれているのか等をあまり気にすることはなかったので、当然政治に関してもほぼ無関心でした。

しかし、独立したら収入として契約した際の額面の金額を受け取って、自分で後から税金、社会保障料を納める必要があるため、手元から消えていくお金として視覚化されるので嫌でも気になるようになりました。

その結果、そもそもこれは何税なのかから始まり、何のための税金なのか、そしてそのお金を運営している政治家の方々はどういったことをしているのかまで興味が湧くようになりました。

話は少しそれますが、政治に詳しいことが良いこととは言わないですが、社会人である以上、また日本人である以上、国の運営のために何のお金がどのように使われているか把握しておくことは必須であると思います。
個人レベルでは税金という形で損をしていることもあるし、国単位で見ても国の代表が決定したことはは少なからず自分の生活に影響してくるのでわからないで済ますのは社会人として日本人として無責任であると思います。

話はそれましたが、税金を自分で納める必要から派生して、本業であるエンジニア以外の知識もつけられたことはいい経験だったと思います。

独立して悪かったこと

まずは、成長には良いカンフル剤になる焦燥感や危機感もたまにストレスになることがあることです。

成長する上で確実に現状に対する焦燥感であったり、危機感というのは成長する意欲というものを掻き立てるのには役立ちますが、逆にそれらがストレスとなる場合もありました。

会社員時代にはしなかった心配(首になったらどうしようなど)をするようになったりなど、たまに捉え方を間違えると自分で自分を苦しめる要素に変わってしまうことがあります。

特に寝る前に考えてしまって変に寝れなくなったりすることもあって、焦燥感や危機感が精神衛生上全てプラスに変わったとは言い難いですね。。。

次に事務処理(領収書の管理など)で手間になることが増えたことです。

確定申告は当然自分で行う必要があるため、その際に必要になる経費等を管理するという手間が会社員の時とは異なり増えました。

また、税金、社会保障等も自分で納めるという手間も増えましたね。

「〇〇日までに支払わなきゃ、、、」と月末は特に慌てることが多いので忘れっぽい性格の人にとってはすごく大変なことだなと思います。

※今回の独立してよかったことと悪かったことに関しては人それぞれだと思いますので、客観的にみた独立してフリーランスエンジニアになることのメリット、デメリットについてはこちらを参考にしてください。

今後の展望

今後の展望としては、あと数年はこのままフリーランスエンジニアとして仕事していきたいなと考えています。

30歳近くになったら、一度会社員に戻ってPMOなどの経験を積んでもう一度フリーランスに戻るか、そのままフリーランスとして仕事してキャリアアップを目指すかはまだ決めかねるところですね。。。

もしかしたらそれでもまだエンジニアとして働きたいと思うかもしれないので選択肢を残す、もしくは広げるためにも日々の勉強は欠かさずに行っていこうかと思います。

まとめ

今回は独立してフリーランスになって1年が経ったので記事にこの1年を色々振り返ってみましたが、やはり「あっという間だった」というのが一番の感想です。

特に最初の3ヶ月は会社員時代の働き方や作業の進め方、開発する環境など違うことが多く、また任される仕事範囲も圧倒的に広かったため混乱することも多くありました。

なのでこの1年では自分に足りない知識が多いことを知り、それの対策を考え実行し、自分の得意を伸ばしつつ、色々経験できました。

今はできることも増え、いい意味で慣れも出てきました。

今後の展望でも書いたようにあと数年はフリーランスエンジニアとして頑張ります。

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